第18回相模原臨床アレルギーセミナーの開催にあたって

相模原臨床アレルギーセミナー代表 海老澤元宏

第18回相模原臨床アレルギーセミナーの開催にあたり、ご挨拶申し上げます。

毎年、本セミナーに多くの先生方のお申し込みをいただき、本セミナーを代表し厚く御礼申し上げます。

2024年の第18回のセミナーも日本アレルギー学会専門医制度委員会において8月1日〜9月2日の日程でWeb開催とさせて頂くことを承認して頂きました。Web開催の質の向上のために昨年から講演を聴いて頂いた後にe-testを受けて頂くe-learningとさせて頂いております。ご理解の程よろしくお願いします。

本セミナーが設立された経緯は、20年前に日本アレルギー学会のWGの討議において講習会形式での研修を国立相模原病院が担当することになりました。日本アレルギー学会の教育研修施設で3年間の研修を行えない場合に、アレルギー専門医制度の救済措置として当セミナーを受講していただくことで多くのアレルギー専門医の教育が可能となりました。また、8年前には、国のアレルギー疾患対策基本法が制定され、厚労省と中心拠点病院(成育医療研究センターと国立病院機構相模原病院)が中心となり拠点病院の人材育成に関して当セミナーは第一段階の研修=A研修に位置づけされています。

多くの方々のご支援、熱心でハイレベルな講師陣、企業のサポート、さらに日本アレルギー学会からの支援のお蔭で18回目を迎えることができました。あらためて関係の皆様に深謝申し上げます。

相模原臨床アレルギーセミナーの特徴は、各領域の第一人者による一流の講習内容です。今回も、先生方の期待にお応えできるよう、有益な情報、実際の臨床に貢献できる内容をお伝えできるよう鋭意準備中です。

国立病院機構相模原病院 臨床研究センター センター長
相模原臨床アレルギーセミナー代表 海老澤元宏

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